11月20日、第1回補助犬ガイド士養成講座を開催しました。身体障害者補助犬法によって、デパートやスーパー、病院やホテルなど、多くの人が利用する施設で補助犬の受け入れが義務化されました。 しかし、法律自体が知られていなかったり、補助犬に対する情報不足から受け入れ拒否が後を絶ちません。また、受け入れ側からも、「どのような配慮が必要なのか」、「周囲の利用者の皆様に、どのように周知・説明したらよいのか」などのお問い合わせもいただきセミナー等を開催していましたが、より専門的な知識と技術を身につけていただくため、「補助犬ガイド士」の養成講座を開講しました。 講座では、身体障害者補助犬法や補助犬に関する基礎知識から、補助犬ユーザーと補助犬受け入れ方、周知の方法などを習得していただき、補助犬ユーザーが安心して利用でき、受け入れ事業者も円滑な業務運営ができることを目的としています。 第1回の今回は、約50名の「補助犬ガイド士」が誕生しました。2020年に東京で開催されるオリンピック・パラリンピックでは、世界中から補助犬ユーザーと補助犬達が日本にいらっしゃいます。その時に、笑顔でスマートに「おもてなし」いただけるよう、今後も定期的に養成講座を開講していきます。