日本で唯一3種類(盲導犬、介助犬、聴導犬)の補助犬を育成および認定できる団体です
パラリンピックは、スポーツを通じ、障害者の方々の自立や社会参加を促すとともに、様々な障害への理解を深めるものであり、大きな意義を持つ大会であると考えています。
2020年東京大会は、同一都市として、初めて2回目のパラリンピック開催であり、これまでにない最高の環境を整え、世界中の障害者に夢を与えることができる大会となるよう、準備を進めてまいります。
東京大会に向けては、国際パラリンピック委員会のガイドラインを踏まえて、東京版ガイドラインを作成し、安全で快適に移動できるユニバーサルデザインの考えに基づいた街づくりを行うとともに、大会関係者をはじめ、関連サービス関係者に接遇、応対など「心のバリアフリー」に対する理解を促進することで、ムーブメントを全国に広げ、大会後もレガシーとしていくことが重要です。
身体障害者補助犬、すなわち盲導犬、介助犬、聴導犬は、身体に障害のある方々の日常生活をサポートしてくれる重要な存在です。2020年東京大会には、世界中から補助犬を伴う障害者の方々が来日されることから、補助犬に対する正しい知識と対応方法を身につけた人材の養成など、補助犬受け入れの体制づくりが不可欠です。補助犬への社会の理解が進むことにより、障害者の自立と社会参加の促進に大きくつながると考えます。
協会のみなさまをはじめ、多くの関係者が手を結んで、ユニバーサル社会・共生社会の実現に向けて取組んでいけるよう願っています。
(元)東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣
遠藤利明
2020年東京大会では、オリンピックとパラリンピックが一つとなり最高の舞台が築けることを期待しています。
世界中の身体の不自由な方や補助犬達も安心して来日できる体制を整え、「みんなが楽しんで暮らせる社会」が実現できるように、私も補助犬大使として応援しています。
2012年ロンドンオリンピック女子レスリング48kg級・金メダリスト
小原日登美
当協会は、政府が決定した「ユニバーサルデザイン2020行動計画」に基づく障害者や外国人など多様な人々とのコミュニケーションを促進する「心のバリアフリー」の取組に参画しています。
▶政府の作成した『「心のバリアフリー」を学ぶアニメーション教材』は
こちらです。(制作:内閣官房東京オリンピック・パラリンピック事務局)