日本で唯一3種類(盲導犬、介助犬、聴導犬)の補助犬を育成および認定できる団体です

公益財団法人日本補助犬協会 内閣府 公益認定法人 国家公安委員会指定法人 厚生労働省指定法人

〒241-0811 神奈川県横浜市旭区矢指町1954-1
03-3564-3444 平日10時~16時30分
お問い合わせ

イベント・キャンペーン 補助犬法20周年キャンペーン 補助犬利用者 インタビュー 介助犬ユーザー 安杖さん 4/4

「できること」をまず考える

安杖さんは、いま日本補助犬協会で、事務及び広報担当として働いています。学校訪問や各地での講演、啓蒙活動、そして募金活動、さらに、パラリンピック出場を目指して毎週金曜日には車イスカーリングの練習など、幅広く精力的に活動されています。

若いころから「自立」を意識してきた安杖さんでも、31歳で受けた大きな人生の転機に悩んだこともありました。でも、自分の境遇を受け入れ、制約があったとしても「身体を動かすことができる」ことのありがたさを感じた瞬間からふたたび……、というよりは、より一層「自立」への思いを蘇らせて今に至ります。


カーリング代表選手としてパラリンピックも目指す安杖さん(前列右から2人目)

3分の2が動かない、ではない、3分の1がまだ動く。

安杖さんから、「できないこと」を嘆く言葉は一切できてきません。

どのようにしたらできるのか。

「障害があるから自立ができない、というのは自分のなかでは違いますね」

安杖さんの一言一言は、障害があるなし関係なく、すべての人に通じる言葉として響いてきます。

取材・執筆:白銀肇

< 1 2 3 4

インタビュー一覧へ

支援する CLICK
個人の皆様へ 法人の皆様へ

補助犬の育成は9割が
皆様のご支援で支えられています

×CLOSE