日本で唯一3種類(盲導犬、介助犬、聴導犬)の補助犬を育成および認定できる団体です
身体障害者補助犬法が成立(平成14年)して20年が経ちますが、補助犬についての社会の認知度は低いままであり、特に聴導犬や介助犬の受け入れ拒否が後を絶ちません。そこで、日本補助犬協会は、「補助犬をもっと知っていただきたい」という思いから、平成24年より「もっと知って補助犬キャンペーン」を開催しております。
本年度は『第10回もっと知って補助犬キャンペーン』~多様性が尊重される社会を目指して~を実施し、補助犬の啓発と心のバリアフリー及びダイバーシティ&インクルージョンの推進を継続いたました。
黒岩祐治神奈川県知事の基調講演、星加東京大学教授の講演の他、パネルディスカッションを行い、補助犬の現状や育成と普及の課題について話し合いました。120名の方が参加しました。
世界基準のインクルーシブ社会の視点を習得することを目的として、全4回のセミナーを開催しました。延べ120名の方が参加しました。
第1回:3月 1日(水) インクルーシブ社会への視点習得ゲーム(東京大学本郷キャンパス)
第2回:3月 8日(水) 補助犬ユーザーが直面するバリア(オンラインにより実施)
第3回:3月15日(水) バリアを取り除くための法律(オンラインにより実施)
第4回:3月22日(水) ディスカッション及び修了式(東京大学本郷キャンパス)
〇企業・団体等における取り組み
・大塚商会アンバサタードッグによる本社及び支社への心のバリアフリー推進活動の実施
(期間中3回実施)
・イオンペット社の新入社員を対象とした「心のバリアフリー検定」の実施、54名が参加
(令和5年2月1日)
〇学校教育における取り組み
下記学校において、補助犬及び「心のバリアフリー」普及を目的とした補助犬介在授業を実施しました。
・豊島区立池袋第三小学校(令和5年2月4日)
・豊島区立高南小学校(令和5年3月14日)
〇一般市民を対象とした取り組み
下記のイベント・公園に参加し、補助犬の啓発を行いました。延べ500名の参加者がありました。
・豊中市イベント(令和5年2月23日)
・豊島区ふくしまつり(令和5年2月26日)
・川崎市北区身体障害者福祉会館講演(令和5年3月29日)
・インターペット2023(令和5年3月31日)
厚生労働省、国土交通省、農林水産省、神奈川県、横浜市健康福祉局、日本医師会、
日本百貨店協会、日本ホテル協会、日本ショッピングセンター協会、全国スーパーマーケット協会、
日本フードサービス協会、日本補聴器販売店協会、日本旅行業協会、日本植物園協会、
日本視覚障害者団体連合、全日本ろうあ連盟、全日本難聴者・中途失聴者団体連合会、
全国空港ビル事業者協会、全国銀行協会、東京都個人タクシー協会、
東京ハイヤー・タクシー協会、東京国際空港ターミナル、成田国際空港