日本で唯一3種類(盲導犬、介助犬、聴導犬)の補助犬を育成および認定できる団体です
身体障害者補助犬法の全面施行(平成15年)から20年以上が経ちますが、補助犬についての社会の認知度は低いままであり、特に聴導犬や介助犬の受け入れ拒否が後を絶ちません。そこで、日本補助犬協会は、「補助犬をもっと知っていただきたい」という思いから、平成24年より「もっと知って補助犬キャンペーン」を開催しております。
2023年度は『第11回もっと知って補助犬キャンペーン』~インクルーシブ社会実現に向けたバリアフリー教育の実践を目指して~を実施し、補助犬の啓発と心のバリアフリー及びダイバーシティ&インクルージョンの推進を継続致しました。
第一部では星加東京大学教授に「インクルーシブ社会を生きるための教養について」ご講演頂きました。第二部では東京大学監修版「心のバリアフリー勉強会」を開催しました。70名の方が参加しました。
心のバリアフリーあなたのご提案による取り組み
〇企業・団体等における取り組み
・日本百貨店協会webセミナーに講師として参加し『ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン~誰もが補助犬を知る、応援する、受け入れる社会の実現をめざして~』のタイトルで講演を行いました。(令和6年2月5日)
・大塚商会アンバサタードッグによる心のバリアフリー推進活動の実施 (令和6年2月7日)
・三井住友ファイナンス&リース株式会社で「補助犬セミナー」を開催(令和6年2月28日)
・株式会社愛和で「補助犬セミナー」を開催(令和6年3月17日)
〇学校教育における取り組み
下記学校において、補助犬及び「心のバリアフリー」普及を目的とした補助犬介在授業を実施しました。
・横浜市立中川西中学校(令和6年3月1日)
・東京都港区立青山中学校(令和6年3月8日)
〇一般市民を対象とした取り組み
下記のイベント・講演に参加し、補助犬の啓発を行いました。延べ500名の参加者がありました。
・湘南フィルハーモニー管弦楽団コンサート(令和6年2月25日)
・レトリーバーフェスティバル2024(令和6年3月17日)
・川崎市北部身体障害者福祉会館講演(令和6年3月27日)
国土交通省、横浜市健康福祉局、日本医師会、日本百貨店協会、全国スーパーマーケット協会、
日本フードサービス協会、日本補聴器販売店協会、日本旅行業協会、日本植物園協会、
日本視覚障害者団体連合、全日本ろうあ連盟、全日本難聴者・中途失聴者団体連合会、
全国銀行協会、東京都個人タクシー協会、東京ハイヤー・タクシー協会、
東京国際空港ターミナル、成田国際空港