日本で唯一3種類(盲導犬、介助犬、聴導犬)の補助犬を育成および認定できる団体です
平成26年10月1日から平成27年3月31日まで、第3回もっと知って“補助犬キャンペーン”を開催しました。
身体障害者補助犬法施行10周年にあたった昨年の第1回キャンペーンでは、補助犬の存在を知っていただくために、「パピー委託式」や「パピーしつけ教室」を公開した他、補助犬体験セミナー、被災児童のための補助犬介在授業等を開催しました。
第2回目は、補助犬をより身近に感じ、理解を深めていただくために、プレイベントとして、「オープンデ―」を開催しました。そして、キャンペーン期間中は、全国50ヶ所で補助犬啓発活動を行いました。キャンペーンでは、一般社会への啓発として、ロンドン五輪レスリング金メダリストの小原日登美様に補助犬大使として新たにご参加いただき、啓発活動の幅を広げて行きました。また、啓発イベントとして、「日本補助犬協会チャリティーカップ」などを開催しました。
そのほか、「補助犬体験セミナー」の開催、前年に引き続き「東北応援キャラバン」として、東北のユーザー(補助犬使用者)が中心となって被災地域の学校を訪問し、「補助犬介在授業」を行いました。
第3回目の今回は、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、「補助犬シンポジウム」や交通機関との共催イベントを展開し、さらなる啓発拡大を図ります。
補助犬の育成にはさまざまなボランティアの方々が関わっています。そして、協会の運営の9割は、皆様のご寄付によって支えられています。その善意によって育成された補助犬も、社会の理解がなければ活かされることができません。多様性のある社会は、自分らしく生きやすい社会でもあります。人と人、人と犬の共生社会を目指して、そして、「街角で補助犬に出会える街」を目指して、キャンペーンを行っていきます。
2014年度啓発キャンペーンポスター